老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

ホノルルこんにちは・はじめてのハワイアンソング

26日(水)の夜2137分に、SOUNDHOUSEにギタースタンド2本をNet注文しました。
そしたら、翌日=27日の1510ころに届きました。
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それは私が配達希望時間帯を14001600に指定したせいですが、それにしても夜9時半の注文から18時間以内に届くなんて・・・、しかもギタースタンド2本で税込わずか¥1,468.-なのに、送料無料+代金引換手数料無料だなんて・・・スゴイ!

楽器周辺機器の注文はSOUNDHOUSEに限りますね!
という前振りはこれくらいにして本題です。

京王線府中駅前パブ・こーたろのお店で1月に今年初めてのウクレレジャムセッションがあり、私ももちろん参加してきました。
発足当初はそう広くない店内に20名以上の参加者と持ち込んだ楽器類がところ狭しと溢れて座るスペースすらない状態でしたが、最近では参加者を絞っているせいか10名以下なので演奏しやすい環境になりました。
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このジャムセッションの発足のきっかけはハワイアンだったので、基本的にウクレレメイン(たまにギターのコードカット)でリード楽器はマンドリンスチールギターだけだったそうです。

私は8歳からウクレレはじめましたが、そもそもハワイアンは趣味じゃないし知らないし、大勢がやるウクレレやギターで被りたくないので、私の選曲と私が作った譜面をもとにオカリナで参加しています。

※私のブログプロ―フィールをご参照

https://blogs.yahoo.co.jp/PROFILE/bdC7c2E.d6KSbakQbBNDrSrCFmOwTtI- 


この店でのセッションはバンド活動や発表会ではありませんので、同じ楽器=ウクレレ演奏者数名の中で同じコードやフレーズを弾くよりも違う楽器でオンリーワン演奏するほうが達成感もあって気分が良いものです。

その1月のセッションで、一通り私のオカリナリード曲演奏が終わった後、お店のマスターこーたろさんが「次はこの曲をやろう」と提案しました。
見せてくれたのはこのコード譜でした。
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え~!?私が知らない曲だし、そもそもこれじゃあメロディ分からないよ?・・ですよね。
でも、このお店でのセッションは基本的にこの「コード譜のみパターン」が多くて、初めて演奏するときの障壁となっています。

とは言え、ほかの参加者(こーたろさんのウクレレ教室のお弟子さん+お店のスタッフ+常連さん)たちは演奏慣れしているらしく、すぐに演奏が始まりました。
手持無沙汰な私は黙って聴いていましたが、この曲を気に入ってしまったのです。
私にとって初めてのハワイアンソングです。

早速翌日に、私はこーたろさんにメールで「ホノルルこんにちは」=HonoleleHow do you doのメロディ譜を送って欲しいと伝えました。
そしてFAXで送られた楽譜がこれでした。
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何となくメロディにコードが合っていない気がするので(実際にこーたろさんも2526小節のコードを変更している)、原曲をNet検索して聴くことにしました。
YouTubeでアップされているこの曲はアマチュアハワイアンバンドの演奏動画が多いのですが、あくまでもプロによるレコード・CDでの演奏を探しました。
まあまともだったのは次の3演奏でした。

最初に聴いた男性ボーカルバージョンのこの演奏はノリが良くて楽しい雰囲気は感じます。
男性ボーカルバージョンYouTubeです
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しかし何かの理由でピッチが狂っているらしく、こーたろさんがくれた楽譜と同じKey=Gより低い(でもC#より高い)うえ、演奏スピードが速くベースが聴き取りにくいので参考になりませんでした。

次に参考にしたのがこの女性ボーカルバージョンです。

たぶん日本女性の3人組のコーラスですが、英語の発音の良し悪しはともかく録音状態が良いしメロディやベース音を確認しやすいのでこれを参考にすることにしました。

しかし、この音源を耳コピして譜面化するにあたり4つの問題がありました。
こーたろさんがくれた楽譜(Key=G)と比べて
KeyFである。
②そもそもメロディラインが違い過ぎる。
③メロディラインが違ってもコード進行が同じならいいがそうではない。
これでは「メロディが酷似した別の曲みたい」
④ 歌詞も数か所違っている。

とは言えこのKey=Fの日本女性のコーラスバージョンは聴きやすいので、耳コピしてメロディ譜を書いてコード付けをしました。これがその譜面です
※ちなみに1小節と5小節の1拍目に4分休符を入れるのはやめました。
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KeyFだとC管オカリナで吹けるから都合が良いのです。

最後に3番目に聴いたYouTubeアップ演奏はこれです。
全曲演奏しない中途半端版なので無視しようとしましたが、KeyGだしメロディラインはこーたろさん譜面に近いのでよく聴き直してみました。
すると、前半はこーたろさん譜面どおりで、後半は日本女性三人コーラスバージョンに近いメロディで演奏されています。

そもそもなぜこのように演奏者が違うと(Keyが違うのは当たり前とする)歌詞やメロディラインやそれに付随するコードが違うバージョンが派生するのか?
疑問でした。

推測ですが、日本の民謡や童謡のように譜面化されないまま昔から歌い継がれてきた曲と同じように、地方に広められるたびに変化していった結果だと思うのです。
歌詞が変更されればメロディラインも変わるし、それに付随してコードも変わっていったのでしょう。

ということで、前半はこーたろさん譜面メロディ+後半は日本女性三人コーラスバージョンメロディラインでKey=Fで譜面化し、コード付けすることにしました。
これがその譜面です。
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しかし、こーたろさんのお店で演奏するときはたぶん彼らが演奏し慣れたKey=Gでコード進行もこーたろさん譜面どおりでせざるを得ないと思います。

しかしこれだけは断言します。
知らない曲を覚えてギター・ウクレレ・ベースを演奏する場合、メロディだけでコード付けするより、ベース音を含めた和音を聴き取ってコード付けすべきである、ということです。
どなたかHonoleleHow do you doの演奏をされている方がいらっしゃればご意見をお聞きしたいと思います。

まぁ、四の五の言わずに私自身自身が「本職」の老テク多重録音で演奏すればそれで済むことなんですけどね。
その時はオカリナではなくギターでリードを弾く予定です。