老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

音楽と関係ない話・レトルトカレー入門しました

私は、いい年をして「お子ちゃま舌」なのです。
生まれは良いのですが、育ちが悪いからだと思います。
最初に食べたカレーがまずかった経験に加え、昭和30年代前半に、学校給食に出た冷えてまずいカレーを毎日ではないにしろ、6年間食べざるを得ず、以後、カレーは非常食としての価値しか認めませんでした。
しかし、成人し、大人のお付き合いの中で、カレーを美味しそうに食べなければならない場面が数回あり、確かに「まずくないものもあった」ので、その経験から、カレーにも「食に値するレベルのものもある」という上から目線的認識を持つようになりました。
長くなりそうな話を少し端折って、現在の話です。
私は、女房の作る美味しいカレーによって、カレーへの偏見をなくし、認識を新たにしました。女房のおかげで、一生をカレー嫌いで過ごさずに済みました。
感謝しています、ありがとう!
前回のコメントでも書いたように、市販のカレーは「まずく作ることの方が難しい」ほど完成されているというので、私は、最近料理入門の第1歩としてカレー料理デビューしたわけです。
そんな時、数週間前の夜中のテレビで「めしばな刑事・タチバナ」を見てしまいました。
土日どころか平日さえも、夜の7時から9時過ぎまで、面白くない番組ばかりでウンザリでしたが、昨今の深夜11時以降2時ころまで、結構質の高いドラマやバラエティ番組がひしめいているのです。
その中で、毎週水曜夜11時58分からの「めしばな刑事・タチバナ」は、くだらないけど真面目に作られていて面白いうえ、ためになる番組だと思います。
その番組で、カレー特集をやっていました。
特に感銘を受けたのは、レトルトカレー対決でした。
さすがにあんなもんこそ非常食でしか食わないだろう、と私は思っていました。
しかし、食べないで批判はよくないと思い、めしばな刑事の言う「価格別3段階」の、1番下の階層の低価格商品群から、いくつか選んで食べてみることにしました。
 
初回の食べ比べは、S&B 納得のカレー大辛・1食220g と、ハウスカレー屋カレー大辛・1食200g です。ノミネートの選定基準はありません。
たまたまいつも行くスーパーの棚から選んだだけで、なるべく低価格=150円以下に限定しました。
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そうなんだ!袋ごとレンジでチンしてはいけないんだ、よかったやらなくて・・
でもやっぱりお湯で温めた方が安心だ、ということで、2種類とも鍋にいれました。
ちなみに、S&B 納得のカレー大辛は、温め時間5~7分、ハウスカレー屋カレー大辛は、3~5分で、同時に同じ鍋にいれると出来上がりに差ができてしまいます。
でも、温めすぎてまずくなることはないだろうと考え、両方を同時に鍋に入れ、6分温めました。
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右側がハウスカレー屋カレー大辛、左がS&B 納得のカレー大辛です。
女房と半分ずつ食べ比べしました。
見た感じは、色が濃いハウスカレー屋カレー大辛のほうが美味しそうに見えましたが、女房も私も、S&B 納得のカレー大辛の方に軍配をあげました。
低価格品にもかかわらず、具もそこそこ入っていて、食感が良く、大辛なのに後味がすっきりしていて、おかわりがしたくなる美味しさでした。
ちなみに購入価格は、特売品ではなかったので、1食120~140円程度だったと思います。
レトルトカレーの味は、とても深く、コクがあって美味しくて、私の想像をはるかに超えたところに存在していることを思い知らされました。
女房曰く、私が仕事をしていたころ、出張でいないときなどはレトルトカレーを買って食べていたそうです。そのころの購入価格は、驚きましたが、70円だったそうです。
 
ということで、次回のレトルトカレー食べ比べは、同じく低価格商品群対決ですが、今回の勝者と、新しい挑戦者の、S&B 特性ビーフカレー辛口です。
今回は、価格にもこだわり、特に安いスーパーで購入することにしました。
ちなみに、下の写真の、右側のS&B 特性ビーフカレー辛口は4パック入りで379円ですから、1食95円です。
左のS&B 納得のカレー大辛は、1食79円で、今日買ってきました。
同じメーカーですが、大辛と辛口の違いもあって、どういう結果になるか楽しみです。
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当分、お昼はカレーが続きそうです。このクソ暑い季節に・・・