老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

「三年ぶりの電話の背景画像」マンガとイラストと落書き・・のようなもの?

老・四弦奏者が若いころは、音楽も美術(主に絵画)にも興味があったけど、全て中途半端で、アマチュアから抜け出てプロになる努力をしないまま社会人になり、40余年が経ちました。
昨夜、久しぶりにブログに投稿した多重録音作品ネタ「三年ぶりの電話」のYouTube楽曲動画の背景には、大昔の写真を使用しました。
顔にはボカシを入れていますが、男性は全て老・四弦奏者本人です。
隣にいる女性は昔の恋人でも何でもなく、単なる女友達か仕事仲間か、当時の勤務先の同僚です。彼女たちは、歌のストーリーには全く関係はありません。
単に、私が女性にもてているように見せびらかしたいのと、私自身がそう思い込みたいだけなのですから気にしないでください。
写真に混じって、2枚ほどマンガイラストを掲載しています。一つはこれです。
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私が二十歳前後のころ、当時のバンドメンバーのベース担当者の2歳年上の姉さまが色っぽい人で、我々のバンド練習をよく覗きに来ていました。
その姉さまが、ある時の会話の中で、「時間て、私たちにお構いなしに過ぎて行くものなのね・・」と言ったのを強烈な印象を受けて覚えていたのです。
私は、いつかオリジナル曲を作るときに詞のフレーズとして使ってやろうと思っていました。
しかし、40余年経った現在も、このフレーズは使っていません。
ただ、若いころにマンガイラストにしてメモ用紙に記録していたのが今回役に立ちました。
原画はあまりに字が下手なので、スキャナーでとった後にPhotoshopで手書き文字を消去し、あらためて文字入力して体裁を整えました。
 
楽曲動画背景のもう一つのマンガイラストの原画はこれです。
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当時は、PCなどなかった時代でしたから、作曲や作詞のヒントをメモするのに、イメージも一緒に記憶しておくためにマンガイラスト化するのが、私のくせでした。
絵の上部のエリアには、当時描いた手書きの詩があるのですが、字が下手なのと詩がクサ過ぎるので恥ずかしいから消去しています。
 
三年ぶりの電話の背景画像とは関係ないのですが、マンガイラストはほかにもいっぱいあります。ほとんど落書きの世界なのですが・・・
下品なものを除き、差し障りの無いものをいくつかお見せしてみたいと思います。
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信じてもらえないでしょうが、私が21歳のときに、当時できたばかりの虫プロダクションに入社したくて手塚治虫先生に見てもらう目的でマンガを描こうと本気で考えていました。題名まで決まっていて、キャラクターデザインまで用意していました。
こんなのもその下描きの残骸です。
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手塚治虫先生に私のマンガ作品を見せることはかないませんでしたが、先生と電話で話をすることができました。
たしか、こんなふうに優しく諭されました。
「マンガ家やアニメ制作は9時5時の仕事じゃないのですから、生半可な気持ちじゃ続かないですよ。給料は一般サラリーマンよりかなり低い現状をご存知ですか?ちゃんと一流大学に入ったんだから、いい会社に入って普通の会社員として勤めなさい。」
私は、返す言葉が見つからないまま、「ありがとうございました、よく考えます」と、かろうじて言って電話を切りました。
先生に言われた通り、安易な気持ちだった私は、恥ずかしい気持ちが優先してしばらく落ち込んでいました。
しかし後で思い返してみて、身震いするほど貴重な体験だったことに気づきました。
あの手塚治虫先生と電話で話をしたのですから・・・・
 
次回、機会があれば1コマ漫画をいくつかご披露しようと思っています。