老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

1996年のアンサンブル オブラディ・オブラダ

今年もう1曲、クリスマスソングを録音しようと思って、久し振りにYAMAHA電子ドラムDD-6を出して電源を入れました。
そしてしばらくたたいて遊んだあと、パッドが反応しなくなってしまいました。
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プリセットされたパターンリズムの再生はできるのですが、パッドをたたいても音が鳴らなくなっては使えません。

そう言えばこいつも1995年ころに、女房のピアノ教室のコンサート・アトラクションとしての講師家族アンサンブル用に買ったもので、もう20年以上経った楽器です。
こいつも天寿を全うしてしまったようです。

ということで今回のテーマは、この電子ドラムの演奏シーンを収めた動画をYouTubeにアップロードするまでの苦労話です。
1996年ころの演奏ヴィデオSONYHi8ヴィデオカメラで撮影したのですが、このヴィデオカメラも20年以上我が家にいるのです。
もうHDDデジタルヴィデオカメラにとって代わっている現在、もう使うことはないと思っていました。
しかし、テープに入ったままのオリジナル動画をDVD化するためにこいつを納戸の奥から恐る恐る出して電源を入れてみました。
良かった~・・・ちゃんと動くよ!
あ!でもマイクの風防スポンジが劣化(風化というべきか?)して中身がむき出しになってしまいました。
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腫れ物に触るように、20余年前のHi8テープを再生し、DVDレコーダーにダビングして、なんとかYouTube楽曲動画としてアップすることができました。
とりあえずご視聴ください。
1996414日に行われた女房とその友人の第8回ピアノ教室合同コンサートでの講師家族アンサンブル「Ob-La-Di Ob-La-Da=オブラディ・オブラダ」のリハーサルシーンです。

この時の演奏メンバーたちです。
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左から、女房のNo.1生徒(ピアノ)、娘の音大同級生(今回助っ人でパーカッション)、女房(キーボード)、もう一人の講師のお嬢さん(娘と同い年、SAX)、もう一人の講師(女房と同窓で友人、ピアノ)、娘(当時音大生、電子ドラムDD-6)、そして老ではない四弦奏者の私(YAMAHA MB-Ⅲ)の7人編成です。

オブラディ・オブラダをやろうと言い出したのは私ですが、それぞれの楽器のパートスコアを、原曲を聴きながら書き出したのは娘です。
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このころのヴィデオを久し振りに見たら、今は手放して手もとにはない楽器たちが写っていました。
そう言えば、昨年手放したミディアムスケールのE.ベースYAMAHA MB-Ⅲの貴重な音源も(音質は悪いのですが)、今回の演奏シーンで聴くことができます。
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この曲で、このミディアムスケールベースを選んだ理由は、Paulのギターリフっぽいベースラインなので、ピッチカートではなくピックのほうが弾きしやすいからなので、実際にピックで弾いています。
このE.ベースMB-Ⅲは多重録音には使わなかったので、音源と本体画像が残っているのはこの動画を含め、わずかしかないのです。
楽器はいつか手放すか壊れて使えなくなるかのどちらかですが、写真画像の「遺影」を残すより、演奏シーンと音源を残しておく方が私にとっても愛する楽器たちにとっても幸せなのだ、と信じています。
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この20年前の楽器たちの写真(動画から切り取った画像)で、今でも持ち続けているのは後列左にあるYAMAHA BB-XとそのとなりのYAMAHA SJ-500だけになってしまいました。
そしてあの当時は、ドラムセットも持っていたのです。
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子供たちが独立して家を出てしまってからは、家族アンサンブルをする機会はなくなり、還暦を過ぎてからは老・四弦奏者と名乗って、再び一人多重録音を始めました。
しかし、こうやって昔のアンサンブルシーンのヴィデオを視聴していると血が騒ぎ出してライヴがやりたくなります。
それにしても、女房も私もだぶだぶのセーターで当時の「時代」を感じるファッションですね。
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私なんか裾幅22センチ以上のツータックを穿いていましたよ。
その分、髪の毛が黒くて多いのが一時代、いや二時代昔を感じざるを得ませんね。