老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

花言葉の唄・オカリナライヴ at こーたろのお店 in 府中

前回ブログ「花言葉の唄・演奏録音準備編」の続きです。

私の自宅Studio(と言うより防音工事をした音楽室が正しい)は今の季節、日中でも58という低温で、エアコンで温めないと録音以前に演奏すらやりたくない環境なのです。
しかしエアコンかければマイクが運転騒音を拾うし、音が出ない石油ストーヴをつければ息苦しくなるし・・。
だから3月、それも彼岸過ぎにやろうと思っていたのです。

そんな2月の初旬、京王線府中駅前にあるスナック「歌のふるさと・こーたろ」のオーナーこーたろさんから226日に楽しい演奏パーティーがあるという情報を教えていただきました。
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もちろん参加してきましたよ。
当日は狭い店内になんと20名が楽器持って集まりました。
人間だけでもいっぱいなのにスチールギター5台(テーブルを占拠された)
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電子キーボード、アコギ、E.マンドリン、ベースギター、その他ウクレレたくさん・・
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という状況でした。

それは事前に想定していたので、私はあえて楽器が被らないようにC管オカリナとバリトンウクレレを持参しました。
これが私のバリトンウクレレです。
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参加者はウクレレが多過ぎる反面、リード楽器は少ないだろうから、リード楽器は目立つしモテるだろうと言う下心があったことは否定しません。
ウクレレにしてもバリトンをもっていく人はいないだろうと想定して、それも思惑通りでした。

演奏曲は、数日前に譜面をこーたろさんに渡し、こーたろさんの判断で取捨選択され決定されました。
楽器が何であれ演奏テクの上手下手はあるでしょうが、こーたろさんの判断で楽器ができない方は歌やパーカッションで参加するなどの配慮がなされてとても和やかかつ楽しい時間を共有できました。

結果として、私の思惑通り「谷間のともしび」と「花言葉の唄」の2曲をオカリナでリードを取らせていただいたのです。
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誰もデジカメやビデオカメラを持ってきてなかったので、スナップ写真は私だけが撮影しました。

しかし私を撮ってほしかったので、ある参加者の方にお願いし、私のiPadで私の「花言葉の唄」演奏風景だけビデオ撮影していただくことにしました。
大勢の楽器演奏に負けないように私はオカリナを大きな音で吹きましたが、これは不正解でした。
安物のオカリナですから強く吹くと音がシャープして(高音側にピッチがずれる)なんだか音程感の正確さに欠ける演奏になってしまいました。

という長い言い訳はこれくらいにして、とりあえず演奏を聴いてやってください。
もう一つ言い訳します。iPadでの録画=内蔵マイクでの録音ですので、ステレオ感はありませんし事後の音声編集もできないので生のままの音です。
ただし映像に関しては、個人が特定できないレベルで画面にボカシを入れました。
「雰囲気」を感じていただくことだけが今回のYouTube入りブログの目的です。

今回は皆さん当日初見で演奏したわけですが、それでも大多数の曲は聴きなれてものが多くて、Keyとテンポさえ決まれば皆さんけっこううまく演奏していました。
私の「花言葉の唄」オカリナ演奏に、上手に裏メロやお洒落なオブリガードを入れてくれたのはキーボード演奏のこの方で、今回のコンサートマスター的存在に感じました。
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そしてもう一人、数年前にこーたろさんと私とアンサンブルしてくれたお店のスタッフKさんのマンドリンです。
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4年前の過去ブログ「大先輩とのジャムセッション」へのリンク先

彼女はどの曲にもグッドタイミングでオカズやオブリガードを入れてくれるので助かります。
KさんのE.マンドリンAriaAM-20Eです。

そして、iPadのすぐそばだったので音量が大きすぎましたが、リズミカルな3連符カッティングでテンポキープしてくれたのはこの方のLowGテナーウクレレでした(写真で分かるように6ウクレレ4弦にしている)。
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ピッチが高いほうにズレまくった私の演奏を、(主に)このプレイヤーたちに助けていただいたからこそ何とか映像に残し、恥ずかしながらYouTubeにアップする決心がついた次第です。
ありがとうございました。

集まった楽器たちを少しばかりWatchingしてみましょう。
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手前の女性お二人はオベーション風のコンサートとテナーのウクレレ、左側奥の女性は「バリトンです」と言っていますがテナーの間違いでしょう。
だってコンサートと同じフォームでコードを押さえていましたから。
右奥の男性は目の前のスチールギターとソプラノウクレレを交互に演奏していました。

そしてびっくりしたのは途中から20代の若者二人(兄弟とのこと)の一人がなんとコントラバスを持ってきたことです。
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狭い部屋がさらに狭くなってしまいましたが、演奏は素晴らしかったです。

この楽しい演奏パーティーは、私が目指す「パーラーコンサート」とは少し違いますが、演奏空間の規模からみて36名編成での演奏ならまさしくパーラーコンサートであったと思います。

こーたろさんは今回は店のオーナーとしてあくまで進行役としての姿勢を貫きましたが、やはりスチールギターの腕には敬服せざるを得ませんでした。
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それにしてもこーたろさんはアグレッシヴでお若い!
9歳年下の私も頑張るしかありません。

演奏パーティーは今回で3回目だそうで、次回はいつか未定ですが、次回はピッチが安定したオカリナを入手してレパートリーを増やしておきたいと思います。

最後に、今回演奏した「花言葉の唄」のコード付き最終楽譜をアップしておきます。
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