老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

'82年夏、山中湖馬鹿騒ぎライヴの思い出曲

曲は、30余年前の老・四弦奏者の一人7重録音作品で、30 years oldというインストルメンタルナンバーです。
当時経験した山中湖での馬鹿騒ぎライヴにインスピレーションを受けて作りました。
多重録音作業は、基本的に「夜中の密室防音作業」です。
録音中に、子供がふいにドアを開けたり、「おとーさん、遊んでよ!」なんて可愛いこと言っても、その時点で録音はやり直しです。過去に何回あったか・・・。
そんなことばかりに熱中していた30代初めころ、無性にバンド(アンサンブル)演奏がやりたくなりました。
タイミングよく、友人つながりで、お誘いがありました。
山中湖の貸し山荘で1泊してテニスやるんだけど前夜祭で歌って盛り上がりたいから参加しないか?っていう内容でした。
参加者の一人、S氏は知り合ったばかりでしたが、ギターが上手で、私はぜひ彼と一緒に演奏したかったのです。
このとき、S氏はベース弾きに徹してくれたので、私はギターをヘッドフォン越しではなく、アンプを通して思い切り弾きまくりました。
女性参加者の化粧品やテニスウエアを借りて、女装したままで演奏しました。
ご心配なく、その場の空気に乗っかっただけで、はしゃぎましたが私はそっち系ではありません。
でも、みんなも仮装したりして、メチャメチャ楽しいひと時でした。
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このときのライヴで使用したギターもベースも私の持ち物でしたが、人に譲ってしまい、現在はどちらも手もとにはありません。
張り付けたYouTubeの楽曲名は「30 years old」という私のオリジナル曲ですが、この作品の録音にはこれらのギターとベースを使用しました。
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ドラムはなかったので、カシオトーンの内蔵リズム音源を利用しました。
サビの部分で入れたアコギの音が貧弱だったので、この録音から20余年経ってから、K.ヤイリのアコギで左右両チャンネルにコード弾きを重ね録りしました。
当時のライヴの相棒だったS氏は、この曲を聴いて、「寺内タケシが演歌を演奏しているみたいだね」なんて言ってたことを思い出しました。
褒め言葉だと思いたいです。