老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

外壁塗装工事続編・その3 工事完了

10月は外壁工事だけではなくプライベートが忙しくて、ブログの更新をしている時間がありませんでした。
とはいえ、自分で話題を作って結果報告しない訳にもいかないので、少し時間が空いてしまいましたが、我が家の外壁塗装工事の完了報告を記述してみます。
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あまり面白い話題ではないので今回は手短になるよう努力します。
工事開始は101日で完了が19日でした。初日は足場組立てのみ。
その後は日曜と祝日の12日、そして数日雨だった17日を除くと、正味工事日数は14日間でした。


1、外壁塗装工事は実際には「外壁塗装」「屋根塗装」「門塀補修」の内容です。
2、外壁塗装の色比較なんかしても面白くないので、まずは屋根塗装のBefore & Afterです。
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    3、続いて、門塀補修のBefore & Afterです。
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    過去ブログでも説明しましたが、先人たちに習って複数の外壁塗装工事業者から「相見積もり」を取ることがいかに重要か再認識した工事でした。
    相見積もりを取るということは、当然ながら各工事業者に来てもらった上で現場確認していただき、「どの部分まで」「どのくらいのクオリティの塗料で」やったらいいのかを相談しながらすり合わせていく作業となります。
    ここで大切なのは、業者の一方的な「価格別、クオリティ別の塗料の製品説明」を聞かされるのではなく、以下の手順に沿って説明することが必須です。
    1. 現在の我が家の塗装劣化状態は、緊急を要するものなのか、あと5年先でも待てる状態なのか。
    2. 我が家の現状の塗装材料は最新塗料のどれに相当するものなのか、今回塗装工事する場合はどのレベルクオリティの塗料がお奨めなのか。
    3. 現在の我が家の外壁の劣化状態で特筆すべき問題点はあるのか(要・現場確認)。
    4. 以上の結果、「だからこういうレベルの塗料を使用した内容の工事をお奨めします」ということを前提とした見積りを出してもらう。もちろん、その時には、使用塗料の具体的メーカー名と商品名、使用量、単価を明記すること。そして、何よりも重要なのは業者が現場確認して写真撮影した現状の劣化状況写真を添付して推奨工事内容の根拠を依頼主に提示して説明すべきであること。
    ここでもう一度相見積もりを取った4社の内容のマトリックスを見てください。
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    前述の4項目すべてを高いレベルでクリアしたのはD社でした。
    D社はNet検索して見つけた「優良工事店ネットワーク=本部事務局は福岡市」に電話して紹介してもらった業者です。

    結論だけ言いましょう。私のみならず女房の評価も100点満点で大満足でした。
    1. 報告・連絡・相談は100点満点でした。
    2. 時間遵守、細かいものも含め約束遵守、挨拶完璧、礼儀正しかった。
    3. 工事中、仕事上での短い会話はあったとしてもほとんど私語が聞こえない。
    4. 工事スタッフは喫煙者が多いが、工事車両内で休憩中に吸うので我が家の内部に香りが漂うことは皆無。
    5. 最終の工事終了後に請求書を持参した社長が添付した工事終了報告書には、外壁塗装の「下塗り」「中塗り」「上塗り」それぞれの工事中写真画像など、かなりの数の画像が貼り付けられていました。これは、事前調査の写真画像と照らし合わせてみるときちんと仕事をしていることが分かります。
    外壁塗装工事は定価のない高額な買い物です。
    しかもその買い物が安かったか高かったかはその時点ですぐ評価できないという性格を持っています。
    一般的にはTVCMなどで名の知れたリフォーム会社に頼むと「ハズレ」はないと思うでしょうが、私は反対です。
    有名な大手は100%下請けだけでなく孫請けも使います。
    下請け孫請けをまとめるのは大手の営業ですが、ほとんどの場合彼らは言い方が悪いのですが「使えない」のです。
    つまり有能ではないということです。
    だから、工事スタッフの多くは時間は守らない、言うことがその都度変わる、細かい約束は無視される、報・連・相はまずありえない、といった具合です。
    今回の4社相見積もりの段階で、すでにその差が表れています。

    もし友人知人から外壁塗装やその他工事の相談を受けたら、私は間違いなく「優良工事店ネットワーク」に電話することを強くお勧めします。
    ネットワークは仲介料を取らないので、親会社に上前をはねられない分だけ指定業者は利益が確保できるし、お客様向け価格も安くできるので良いとこだらけのシステムと言えます。
    ちなみに、前述の屋根塗装の画像ですが、工事前はあの状態なのに、有名大手のC社は写真も撮らずに「補修塗装の必要はありません」といって見積り内容から除外したのです。あきれ返ってしまいますよね。
    あ、それよりもっとひどいのがA社です。
    現場確認の写真も撮らず、工事内容の根拠を示す資料を何も提示しませんでした。
    私たちは一戸建ての不動産資産を保守するためになけなしのお金をはたくのですから、もう少し賢くなるべきだと思います。
    今回は真面目すぎて面白くない話で申し訳ありませんでした。