老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

河口湖パインツリーその2とカチカチ山

ちょうど1年前にも1泊したレンタルコテージの「パインツリー」に、今回は2泊してきました。
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昨年は写真の左側12A2階建て2K、風呂+トイレ+人工個室温泉付き)でしたが、今回は同じ間取りの写真右側13Aにしました。
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ハーブ館で女房が友人のお土産にラベンダーコロンを買ったあと、地元の食品スーパーで食材とビールを買い、1500のチェックイン15分前に頼み込んでチェックイン。
まずはこいつでしょう
天然ではありませんが、人工個室露天風呂です。ああ・・・最高~
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実はパインツリー宿泊は昨年と時期が同じだったので、オルゴール館は行かなかった代りに、この数年毎年河口湖に来ているのに天候不順で登れなかった「カチカチ山」こと天上山に今回行ってきたのです。
カチカチ山は正式には「河口湖天上山公園」の1部として、ロープウェイや展望台、あじさいハイキングコースなどがあります。
徒歩でも登れるのですが、せっかくだから河口湖畔駅からロープウェイに乗りました。
900始発の1番乗りです。
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終点の富士見台駅まで、大人は往復800円(なんだかんだで720円で乗れる)ですが、帰り(下り)は歩くことにしました。
ちなみに、行きの河口湖畔駅は標高856m、終点の富士見台駅は標高1075mですから標高差は219m、ロープウェイ直線走行距離は460mなので、平均勾配は約30度弱という急斜面です。
しかし、いくらゆっくりでも走行時間はわずか3分足らずでした。
それで往復800円は高い!ということで帰りは歩きで片道切符400円を買って乗り込みました。
たしかに見晴らしは最高ですが、富士山が見えないのが残念です。
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写真上方向が富士山ですが、曇っていて裾野しか見えませんでした。
写真右に見える下りのロープウェイ車両は無人で、915発の第2便なのでしょう。

二駅しかない終点富士見台駅を降りるとウサギとタヌキのオブジェがいくつかあります。
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しかし、カチカチ山のストーリーを知らないでこれらのオブジェを見るとえらく残酷に見えてしまいます。
薪を背負ったタヌキさんの背中の薪にこっそり火をつけて焼き殺そうとしたり、泥の船に乗せて沈没させるウサギって・・・小中学生のいじめよりたちが悪いヤツです。
実際のストーリーはもっと残酷で、人里に出てきてはハンパない極悪非道な悪さをするDQNタヌキが婆さんを騙して殺し、その肉を「狸汁」だと言って爺さんに食わせたという猟奇殺人事件が発端の復讐物語なのです。
その復讐原因があまりに残酷なので、さすがにその部分は子供たちにはありのままは伝えられないまま、泣き崩れる爺さんに代ってウサギが敵討ち(復讐)をする部分だけがクローズアップされてオブジェ化されているわけです。
あ、展望台に簡単な説明看板がありました。
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ところで、ロープウェイ終点富士見台駅にある展望台がカチカチ山山頂ではありませんので、そこからはカチカチ山=正式名:天上山(標高1140m)まで歩いて行くことにしました。
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徒歩約20分足らずで山頂です。
山頂には小御嶽神社の祠みたいなのと看板だけがありました。
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眺めだけは良かったです。
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帰り(下り)は、天上山頂(標高1140m)から河口湖畔駅(標高856m)まで歩きです。
狭くて急勾配で、前の日の雨のなごりで滑りやすく、女房と二人で全身の神経を集中して40分以上かかりました。
腸腰筋をだいぶ使ったので全身ガクガクです。
途中で、野生の猿数匹にお菓子をやってカマっている若者たちが、逆に猿たちに脅されながら絡んでいるのを見ながら、「見ないふりをして」そそくさとその場を去りました。
猿は凶暴で危険です。野生の猿にお菓子なんかやる輩はアカンたれです。

実は、このブログで、「林檎の樹の下で」の多重録音をロープウェイの景色動画をバックにしたYouTubeにアップしたものを貼り付けようと思っていましたが、まだ編集が途中なので、今回は「河口湖パインツリー宿泊とカチカチ山リポート」だけで終わることにします。
「林檎の樹の下で」は、たぶん連続して数日後にブログにする予定でいます。

ちなみに、河口湖レンタルコテージ・パインツリーに2泊もして、他にどこも行かなかったのか、というと、そうです。
ほとんど部屋でゴロゴロして、人工個室露天温泉風呂に出たり入ったりしていました。
そう言えば、横浜では絶対見ない山梨 YBS放送で、可愛い女性アナウンサーがいたので思わずデジカメで撮ってしまいました。
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山谷 映未さんという方です。髪型はウ~ン・・ですけどね。
もちろん女房に「バッカじゃないの」と、あきれられました・・orz