老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

断捨離②ギターアンプ

前回の「断捨離ネタ」の続きです。
いつか又使うだろう、それまでは保管しておこう・・と思って10年以上が経ち、私はあと3年弱で70歳になってしまいます。
はたして70歳過ぎても使うだろうか?残したままで生涯を終えたら困るのは子供たちだ、いや、不摂生の私より生き残るはずの女房に迷惑をかけてしまう・・という懸念から始めた「断捨離」の第2弾のアクションを開始します。

今回のテーマはギターアンプというより正確には「アクティヴスピーカー」です。
それはイコール「アンプ内蔵型スピーカー」で、具体的に言うと、下記写真の右端がベースアンプ、左下の大きいほうがキーボードアンプ、その上の小さいのがミニサイズギターアンプです。
大きさをイメージしていただきたいので、私が横に立ってみました。
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まずは、売ることを想定して外観の汚れ取りをし、ガリノイズをなくすための入出力端子の接点復活作業をしました。
接点復活材は、呉工業のCONTACT SPREYを使用しました。
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その効果を確認するために、使用前と使用後の比較音声の録音をしなかったので、仕方ないから文字で伝えます。

結論言うと、明らかな効果が認められました。
残念なのは、ボリュームポッドには効果が少なくて、つまみを回すと少しガリノイズが残りましたが、標準ジャックの抜き差しとイコライザーコントロールつまみにはかなり効果が認められました。

そして、今回の3台のアンプたちの楽器別相性を再確認してみることにしました。
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相性確認用の楽器は、トップ面にパッシヴ型マイクを張り付けたテナーウクレレと、ピエゾピックアップをマウントしたYAMAHAのサイレントギター(スチール弦仕様)と、ベースギターです。

本日は半日かけて作業を繰り返したのですが、3台とも全て良い音がするのですよ~・・・。
この子たちを私はどうしても手放さなければいけないのか・・・と悩みます。
よくある話のように、整理して捨てることを目的として始めた大掃除で、その良さや大切さを再確認して、結局捨てきれないまま又押入れに仕舞っておくことの繰り返しになるのでしょうか。

今回の断捨離テーマは少し時間がかかりそうなので数回に分けるとして、今回はミニサイズギターアンプにフォーカスすることにしましょう。
このアンプはYAMAHA製のVA-10という結構優れもので、練習用もしくはモニター用(ライヴでの自分音確認用)にも使えるし、メインボリュームを絞ればなんと練習用・モニター用ベースギターアンプとしても耐えられるサウンドを奏でます。
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でも、基本的にはパッシヴタイプピックアップやピアゾ圧電型ピックアップよりマグネティックピックアップとの相性がよさそうです。
実際に、今回の写真には載せませんでしたが、ソリッドギターの再生音は最高でした。
ディストーションやコーラス、ディレイなどのコントロールがあるので、エフェクターなしでもそこそこロックやブルースなどのギターサウンドを再現できるので便利です。
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仕様書を見たらΦ12cmのスピーカーユニットが2個マウントされている本格派でした。
パワーはありませんが、モニター用には十分です。
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無理に欠点を探すならば、ベースをつないだ場合、筐体がプラスティックなので音量を上げるとと本体がビビることです。

こんなに良い音がするし電池駆動も可能なコンパクトアンプを、私は手放さなけれないけないのか・・・悩むところですが、残りの2台を「棚卸」した後で再度自己確認し最終結論を出したいと考えています。
次回はベースアンプを語ってみる予定です。

正直言って、俺、こんないいアンプ持っていたのか?!
なぜ今まで使わなかったのかな?・・・と、反省するしかありません。