老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

断捨離①HORAトラベラーギター

2005年ころにスイス人ハーフの甥っ子に頼んで購入したルーマニア製トラベラーギターHORA(ナイロン弦仕様)です。
イメージ 1
スケールは610mm(実寸)・指板幅ナット部45mm12フレット部55mm(実寸)というサイズです。
変わったスタイルなので、私の悪い癖で一目ぼれして衝動買いしました。
そのとき同時にスチール弦仕様も購入しましたが、トラスロッドがない上ピッチが安定しないし楽器としては使えないので数年前にハードオフに叩き売りました。
それでも500円で売れました。
店員の話では、楽器としての価値はゼロですがインテリアとしての価値の買い取り価格ですとのこと。

今回のこのナイロン弦仕様HORA(ホーラ)は、モコモコとしたサウンドは楽器としては使えないけど、とりあえず音程感はぎりぎりセーフ+小さな音+小さなサイズのおかげで、居間でテレビを見ている女房のそばで弾いても「うるさい!」って怒られないから現時点まで所有し続けていました。

でも、バリトンウクレレ4弦テナーギター、ショートスケールのK.ヤイリ製ナイロン弦ギターShizuku(シズク)などがあるので、演奏する機会はほとんどなくなりました。

70歳代に向かって年を重ねている私が今思うことは「終活」ですが、そのための事前アクションとしては「断捨離」だと思うのです。
1985年から20年間続いていた女房(とその友人)のピアノ教室発表会での家族アンサンブルはとても楽しい思い出で、その時に買いそろえた楽器や音響機材も、今は使われないまま押入れや納戸の奥に眠っています。
もしかしたらまた何かの形で家族アンサンブルができるかもしれないと思い、来るはずがない次の出番をずっと待ち続けているのです。

今回、それらの機材も含めて、十分使用可能だがこの先我が家では使わないだろうという楽器や機材を断捨離することに決めました。
HORAトラベラーギター(ナイロン弦仕様)はその第一弾です。
イメージ 2

昨日、HORAの弦をYAMAHA製クラシック弦に交換し、
イメージ 3
布製のキャリングケースの内側のゴムがベトベトになってギター本体にこびりついていたので徹底的に汚れを取って磨き上げました。
ケースはもちろん捨てました。
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

ユニークな形状ゆえに、立って弾いても座って引いても収まりが悪いのでストラップは必須です。
私の場合、首かけ式のウクレレ用ストリングストラップを使って弾いていました。
イメージ 7

見た目は確かにお洒落で、私はそのお洒落感に魅せられて衝動買いしたわけです。
新品のYAMAHA製クラシック弦に取り換えたばかりだから3000円くらいで売れれば上等です。

とりあえずヤフオクやメルカリなども考えましたが、楽器は弾いてみてナンボの世界なので手渡しで譲りたいのです。
神奈川県内・東京都内の方で取りに来られる方のみを対象にします。
最終的にはYairiギターでお世話になった都内の楽器店に、この後に続く断捨離機材と一緒に買い取ってもらおうと思っています。

売ったお金でまた新しいギター買ったりして・・・