老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

楽譜作成フリーソフトの意外な使いみち

4日ほど前、女房がウクレレやってみたいと言い出したので、主にコードが簡単で弾きながら歌える文部省唱歌や童話の譜面を集めて、これを教材として、私が教えることになりました。
お金をかけたくないので、相方の「りんご」から教えてもらったフリーの楽譜作成ソフトをインターネットで探してインストールしました。
MuseScoreというソフトは、譜面が苦手な私でも、作るのが簡単で出来上がりの体裁もけっこうきれいです。
女房のために、この譜面にウクレレのコード指板の図を貼り付けて作ったのがこの写真の「夏は来ぬ」です。
わずか8小節の曲ですが、初心者向けにローポジションの4つのコードだけを使うようにしました。
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ホントは、「なつーは きぬー」の「つー」のところはD7で、「は き」でG7なのですが、初心者なので省略しました。
それにしても女房はピアニストなので、説明をすぐ理解してくれるから、教える側としてはチョー楽ちんです。
私のウクレレ3本のうち、下の写真の右端の、一番指にやさしい柔らかい弦のコンサートタイプのウクレレを女房用に貸しましたが、2日目で「指が痛い」だの「手首が疲れる」だの「手のヒラの筋肉が痛い」などと言っています。
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女房が弾くのは、スケールがソプラノより約40mm長い381mmの故・茶位幸信さんのコンサートタイプNo.9です。日本製ウクレレは優秀です。
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そう言えば、私もウクレレやり始めの89歳頃は同じ思い出がありました。
指や手首が痛くてつらいし、それよりも小学生が弾けて、自分も聴き手も楽しめる曲がその当時なかったから、中学まではウクレレを弾かなかった時期がありました。
ウクレレを本格的に弾き出したのは、アメリカンPopsを日本の歌手が歌う曲がラジオから聞こえはじめた12歳頃からだったかな。
今は自分の体の一部になっているから、24時間ぶっ続けで弾いても「痛い」なんて思うことは全くありません。
何でも続けているとそれなりに身につくものですね。
「継続は力なり」は、女房の体の柔らかさが、30年近く続いているヨガによる効果であることを見て実感しています。
それよりも、コンサートウクレレは女房にとられてしまうでしょうから、代わりにもう1本買わないといけないかな、と言う前に「買わなくていいからね!」と先回りされてしまいました。
女房にはまだ4つしかコードを教えてないのですが、「和音」を理解しているので、知っている4つのコードを使って、まだ教えていない別の曲を今日はもう弾き始めています。
初心者なら絶対やってしまうのは、押さえるべき弦以外に指がさわってしまい、きれいな和音がならないので苦労することですが、彼女にはそれが全くありません。
大したもんだ。ピアニストは他の楽器にも強いのでしょうかね?