老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

大先輩とのウクレレジャムセッション

作日、久し振りに楽しい時間を過ごして来ました。
 
MadKnight & his staffsの相方「りんご」から、7月下旬にメールが来たのです。
東京都下の某駅付近で飲んでるけど、私の好きそうなお店だと思うので、今度1回一緒に飲みに行かないか?というお誘いでした。
写真はそのお店のオーナー○○たろさんのHPから使わせていただいたものです。
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「私の好きそうな」というのはウクレレ中心でギター、マンドリン、スティールギターなどでセッションして遊べるということなのでしょうが、「りんご」にとっては、ゴチャゴチャと置かれている音響機器類が目当てなのです。
機械オタクの「りんご」にとっては私とは別の意味で「りんご」好みの店なのです。
生演奏に飢えていた私は、ウクレレ1本持って、わざわざこれから台風11号がひどくなるという89日(土)に「りんご」と一緒に行ってきました。
私と「りんご」が店にお邪魔した時間は、まだ1530で、店内はまだオーナーの○○たろさんが講師の「ウクレレ教室」真っ最中でした。
そんなに広くない店内に、10人ほどの生徒さんたちがウクレレを弾きながら歌っていました。
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オーナーの○○たろさんは、とてもお若く見える魅力的な70代で、一緒に並ぶと10歳年下の私の方が老けて見えるのは、私の気のせいでしょうか?
私の方が髪の毛薄いし・・・・
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私はハワイのKanile’aK-1 Tを持参しました。
テナーサイズで、Low-G仕様です。
○○たろさんが持っている8ウクレレもハワイ製ですが40年以上前のものとのことです。
オリジナルは8ウクレレですが、4弦だけ張ってあり、私と同じくテナーサイズでLow-G仕様にしていました。
こいつがまた、弾きやすい上に良い音がするんですよ!
お店には同じものが2本置いてありました。1本欲しいな・・・
 
○○たろさんは、ウクレレだけでなく、スティールギターの名手でもあります。
写真の、スティールギターとマンドリンの間にあるゴルフボールをスライドバーの代わりに使って弾いて見せてくれましたが、やはりステンレス製のバーのほうが良い音がします。
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何と言っても楽しいのは、異文化交流ジャムセッションです。
私が店の片隅にあるモーリス製のアコギで仕掛けると、○○たろさんはすかさずウクレレで音を重ねてきます。
サビに入るところで、「ああ、ここで何か経過音としてのサブメロディが欲しいな・・」と思う間もなく、お店の女性がマンドリンで見事なタイミングでオブリガードを入れてくれるのです。
うわぁ気持ちいい来てほしいときに来てくれる
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初対面の私の演奏に合わせて、お二人ともまるで事前打合せしたようにアンサンブルを作り上げてくれるのです。
彼女が弾いているマンドリンは、Ariaブランドのエレクトリックマンドリンでした。
このエレクトリックマンドリンは、アンプを通すととても良い音で、大勢のウクレレ教室の生徒さんの単調なユニゾンでのコード弾きの中で、彼女の弾くオブリガードはとても効果的で、アンサンブル全体を引き締めていました。
そう言えば、お名前を失念してしまいましたが、この女性は○○たろさんのウクレレ教室の生徒さんで、お店も手伝っているようです。
 
私も負けていられないので、「森の小径」「星に願いを」など数曲をウクレレ1本でコードとメロディ同時弾きをご披露させていただきました。
いかがでしょう、○○たろさん、私はオーディション受かりそうですか?
また、遊びに伺いますので、よろしくお願いします。
 
あ、「りんご」のこと忘れてた
演奏できない「りんご」は退屈だったようで、申し訳ないと思いましたが、その豊かな声量と正確なピッチの歌声で、しっかりとカラオケしたから大丈夫でしょう。
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自分より年配の方とのセッションは気が楽です。(マンドリンの女性は私より年下です)
ミスしてもヘタでも、先輩の前でカッコつける必要がないから、素の自分でいられるからです。本当に、楽しい一夜でした。