老・四弦奏者夫婦の少し早いクリスマス
またまた、お爺ちゃんの茶飲み話です。
昨年同様に、我が家のクリスマス恒例の鶏骨付きモモのローストチキンを女房が作りました。
まずは下ごしらえです。
1、 デパ地下で買ってきた骨付きモモ肉にハーブソルトと胡椒をすり込みます。
2、 セロリ・タマネギ・人参を刻んで、鳥モモ肉の下と上からサンドウィッチ状態にはさみます。
3、 その上から日本酒をふりかけて、冷蔵庫で寝かせます。
通常は30数時間ですが、今回は肉が少し大きいので、まるまる48時間寝かせました。
これによって、鶏肉が野菜風味とエキスたっぷりの味になるのです。
4、 肉を包んでいる野菜を剥がしてお鍋に入れます。
鶏肉のエキスたっぷり吸い込んだ野菜は、ハンドミキサーで細かくしたあと、柔らかくなるまで煮込んでとっても美味しい野菜スープになるのです。
実は、毎年ではないのですが、思いついたときや何かのタイミングが合う時に、私たち夫婦は互いにクリスマスプレゼントを贈り合うことがあります。
女房からのプレゼントは、寒がりの私にピッタリのネックウォーマーでした。
マフラーと違ってかさばらないし、ジジ臭いダークなトップスを着ていても、首からのぞくカラフルなネックウォーマーが少しだけ年齢を若く見せてくれそうです。
子供たちが独立して出て行った後、しばらくは元気でいた愛娘犬ロンドが昨年11月に天寿を全うしたので、我が家は私たち老夫婦二人だけになってしまいました。
細かな作業が得意な「農耕民族」の女房は、手作りの「小物」や、小洒落た飾り物を家のあちこちに「マーキング」しています。
玄関の壁に飾ってあるのは、昨年末に女房が作ったマカロニ・リースと手作りの飾り物です。
私も何かやろうと思って、女房と二人でアンサンブル演奏した曲を多重録音しようよ、と提案したのですが、1階の「音楽室」は、冬は戸外並みの寒さで、女房が「寒い部屋でやりたくない」と言うし、私も同感です。
それならば、と言うことで、暖かい2階のリビングで、食卓の上に乗るコンパクトな録音機材と「かさばらない楽器」で多重録音しようと考えたのです。
その結果、カシオの44鍵ミニキーボードSA-76と、
年金暮らしなのに贅沢ですが、このところ急激に為替と株価が好転した結果、ローリスク・ローリターンの手持ち債券を売ったことで、少しばかりのお小遣いができたからなのです。
しかし、今はやっと完治しましたが、夫婦二人とも3週間近く風邪気味だったので、録音以前に演奏すらできない状態でした。
ピアノ連弾用の楽譜なのでやたら和音に凝っているため、音をどの程度どういう風に省略するか、イントロをどうするか、リフレインのつなぎとエンディングをどうまとめるか、リズムはどうするか、その音源は?など、アレンジが結構大変な作業で時間がかかってしまうからです。
ということで、女房との「卓上アンサンブル」の「卓上多重録音」作業は、またの機会にさせていただきます。
今度やるなら「春」がテーマの曲になると思いますが、まだ決まっていません。
当時、女房のピアノ教室での発表会のための、生徒さんたち向け合同演奏用お手本デモ録音の音源です。
あ、文章入力しているうちに、どうやら骨付き鳥モモ肉が焼き上がったようです。
そしてこれが、鶏を包んでいた鶏エキスたっぷりの野菜スープです。
胡椒の味が効いてとても美味しいのです。ねフチ子ちゃん。
今年2014年は、60代の友人3人が逝ってしまうなど不幸な出来事もありましたが、孫娘が産まれるなどうれしいこともありました。
健康でいればきっと良いことに出会えると信じて、来年も楽しく暮らしていこうと思います。
お爺ちゃんのどーでもいい茶飲み手前味噌の内輪話でした。