老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

ゼロ・オーディオZB-01購入しました

女房が持っている携帯型音楽プレーヤーは数年前の私からのバースデイプレゼントのWalkmanNW-E0622GBの容量です。

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そんな中、今年初めに女房が都心でひとり暮らしの娘の「介護」=「掃除+片付け+洗濯+愚痴聞き」で2泊してきたのですが、その時娘に「このウォークマンはもう満杯なので新しい曲を入れられない」と愚痴ったら、娘が「もう使わないからあげる」といって昔のiPod 8GBをくれたそうです。
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そして、帰宅して女房が最初に私に言ったことは「iPodもらったけど右側の音が聴こえない」と言うのです。
原因はすぐに分かりました。
女房は、もらったiPodに自分のウォークマン専用イヤフォンをつなげて聴いていたからでした。

と言う長い前振りから、イヤフォンが今回のテーマです。

まずは、WalkmanNW-E062専用イヤフォンとiPod用に私がプレゼントしたSONY製の安いイヤフォンのジャック形状の違いをご確認ください。

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ウォークマンの専用イヤフォンジャック(上の写真右)はノイズキャンセラー機能付きの為5極になっているので、通常の3極のジャック(上の写真左)入力仕様のiPodに差し込むと接触不良となり右側の音が聴こえないことがあるのです。
まあ、ジャックをぐりぐり動かしてほんの少しずらすと聴こえる「位置」もあるにはあるのですが、基本的にはやめたほうが良いでしょう。
先ほどのiPodの画像についていたピンクのイヤフォンは私の手持ちからあげた安物ですが、これに取り替えたら両耳とも聴こえるようになりました。

そうしたら今度は「このイヤフォン、耳の収まりが悪いので歩いていると特に右側がポロッとはずれる」と文句を言うのです。
仕方がないので、予備の交換用のゴム製イヤーパッドをサイズ別に付け替えてみましたが全て気に入らないようです。

しょうがねえな・・・よし!ポイントが1103円分ある家電量販店で3千円前後のイヤフォンを買いに行くことにしました。
そうして、試し用のイヤフォンサンプルを耳に差しまくった結果、女房が一番気に入ったものを買ってきました。

そしてこれが、ZEROAUDIO製のZB-01(店頭売価税込3520円=インターネットでも同価格)です。

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※実際には1103円のポイントを使って2407円で購入しました。

私の耳にもしっかりフィットします。
今回の経験で、いままで低音が聴こえなかったり高音がこもったりしたことがあったのは、実はイヤフォンそのものの性能より耳への差し込み具合の不安定さが原因だと確信しました。
このZB-01は胴体がまっすぐな筒状になっているからでしょうか、耳への納まりがよく、何回付け直してもきっちり納まって解像度が高い高音と低音をしっかり再生してくれます。
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この価格でこのサウンドクオリティは、素晴らしいと思います。
私も欲しくなりましたが、5本以上あるイヤフォンのどれかが壊れるまで我慢することにします(泣)。

実は、カナル式イヤフォンが出る前のインナーイヤー型は3本ほど持っていますが、まだ使える2本がこれです。
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試しに女房につけさせてみたら、大き過ぎて両方とも耳にフィットせずすぐにポロッと外れてしまいました。
写真左のSONYは、購入当時6千円近い価格でした。
良い音なのですが、実用的でないため今は使っていません。もったいない()。

私の青春時代から2030代のサラリーマン時代は、システムコンポ全盛でクソでかい3Wayスピーカーで音楽を聴くのがステータスでしたが、現在は上質な音楽をハイレゾ音質で近所迷惑の心配をせずにどこでも持ち歩いて楽しめる時代になりました。
でもそれは音楽ソースがハイレゾナンスになったからではなくイヤフォンの高度な進化による結果だと思うのです。
50本以上所有しているという羽生結弦さんのイヤフォンは高いもので20万円近いものがあるそうですが、たかがイヤフォンと言う認識はもはや通用しない時代だと思います。
しかし、私のような年金暮らし老人はそんな出費をしなくても5千円以下でもかなり高音質のイヤフォンが市場に出回っているのも事実だということを実感した経験話でした。

おまけの話ですが、最近は若者を中心に車離れだけでなく、デジカメ離れ・パソコン離れ・家電話持たず、という連中が増えてきましたよね。
確かに、スマホのカメラ機能が向上し、静止画だけでなくビデオ撮影も可能だし、わざわざPCを経由しなくてもインターネットにつなげて投稿サイトにアップできるし、プリンターがなくても外出先で画像をプリントできるからでしょう。

ゃあ、一眼レフを含めデジカメ6台・PC3台・FAX付家電話・HDDビデオカメラ2台・プリンター複合機1台を所有している私は前近代的人類なのでしょうか・・・・

そう言えば、DoCoMoの電話アシスタント(プロの販売店対象専用)をしている私の娘からの情報で、携帯大手3社の中でDoCoMoが最初にらくらくフォンを除くガラケー生産から撤退するそうです。
残りの2社もいずれ追従するでしょう。
モーレツな勢いで進化する情報機器はこれからどうなっていくのでしょうね?
ランニングコストを増やさない形で進化して欲しいのですが・・・