老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

断捨離④ヤマハ キーボードアンプKS-50

考えてみたら、うちのアンプは皆全て(オーディオ用は除く)YAMAHA製でした。

そして今回の断捨離対象アンプKS-5025年以上前のYAMAHA製品で、前勤務先でのバンド活動でそろえた備品を、解散時に私が買い取ったものです。
イメージ 1

従って、取扱説明書や仕様書は残っていないため、出力は不明ですが消費電力が40Wということなので5055Wの出力ではないでしょうか?
イメージ 2

2-Wayスピーカーで、メインはたぶんΦ28cm、高音部はΦ67cmのそれぞれコーン型スピーカーがマウントされています。

Netで調べましたがYAMAHAの製造中止品リストに掲載されていないので推測するしかないのですが、そもそも昔の勤務先のバンド活動では電子キーボードアンプとして購入した経緯があります。
しかし、約19kgの筐体は結構ガッチリ作られており、前回紹介のベースアンプAR-2500Bのような薄い背面板をビス止めされたものではなく、そもそも背面板は外せない設計になっています。
背面板をげんこつでたたくと、ベースアンプAR-2500Bはコンコンという音ですが、このKS-50はコッコッという音がします。

再生されるサウンドはまさにオールマイティで、電子キーボード、リズムマシンはもちろんのこと、ピアゾピックアップ内蔵のアコギ(私の正妻K.Yairi FK-90C)のコンパウンド弦の繊細な音をきちんと出してくれます。
して、ボリュームを抑えても上げてもそのサウンドニュアンスに変化はなく、音量を抑えた状態で前回紹介のベースアンプAR-2500Bとベースギターのサウンド比較をしてみても、ほとんど遜色ないサウンドがします。
この辺は、KS-50のほうの出力が(そしてたぶん価格も)2倍以上大きいことが影響しているのでしょう。
ただし大きな音での再生時には、Bassエフェクターなどでベース音になるように周波数補正をする必要はあります。

ご覧のように、入出力端子や電源スイッチは全て背面に集中しており前面には何もありません。
イメージ 4

その上、イコライザーコントロール機能(低音・高音の増減用トーンコントロール)が全くありません。
イメージ 3

しかし、4つの標準ジャック入力端子がついているので、それは大きなメリットといえます。
ただし、ボリュームは1個だけなので、4つの入力が同時にボリュームの上下に反応してしまうので、4つの入力の音量調整は個々につないだ楽器側でしなくてはなりません。
私の場合、それはサウンドミキサーを介することで解決しています。
イメージ 5


そもそもこのKS-50を断捨離対象としたのは、今回の断捨離対象外となったYAMAHAの多目的アンプ(万能型パワードスピーカー)MS60Sがあるからです。
MS60S(万能型パワードスピーカー)について語った過去ブログをご参照ください

でもこのKS-50を接点復活剤でクリーニングして、ベースギターをつないで弾いてみたら・・・いい音がするんですよ~・・・。
じゃあ前回の断捨離ベースアンプSR-2500Bこそ不要なのか?というと、これはこれですべてのスイッチやコントロールノブ、入力端子が前面についていて使い勝手が良く、自宅での練習やパーラーコンサートでの使用にはとても便利なので捨てがたいし・・・。
いくら音が良くても今回のKS-50は電源スイッチも入力端子も背面についているので、電源をONにしてOFFにしても前面からは判別できないという使い勝手最悪なので、やはりこっちを手放すか・・・・悩むのです。

KS-50は前勤務先でのバンド活動のほかに、女房とその友人によるピアノ教室合同コンサートでの講師家族アンサンブルでも大活躍した良き思い出のアンプでした。(涙)結論出るのかなこの断捨離話・・・・・
イメージ 6

最後に、過去にアップ済みのYouTubeを貼り付けます。
このビデオは、KS-50をキーボードアンプとしてではなくベースアンプとして単独接続して使用し、SONYのエレクトレットコンデンサーマイクでこれを拾い、ステージライヴ録音録画しました。
キーボードは別のキーボードアンプMS60Sに単独でつないでいますが、ボリュームがでか過ぎたのでバランスが悪い演奏となっています。
従って、単純にベースアンプとして使ったKS-50サウンドをご確認ください。

次回はMTR=マルチトラックレコーダー=多重録音機編を予定しています。