老・四弦奏者のブログ

アラ古希のローテクMusicianのブログです

#楽器

リード楽器の恩人・十田敬三さんの実父

「デビルマンのうた」で有名な十田敬三さんは既に引退していますが、私の父方のかなり年上の従兄であることは過去ブログで書きました。 私の父方祖父には、長兄・長女・次女・次男・三男という5人の子供がいて、十田敬三こと従兄のAさんは、祖父の長男(一番…

絶対音感と相対音感

英語では絶対音感はPerfect pitch、相対音感はRelative pitchと言うそうです。 テーマに入る前に、少し長い前振りをしゃべります。 8月の前半は超多忙でした。 孫二人とも熱出しただの、お多福風邪になっただので保育園休まざるを得ず。 とはいえ、共働きの…

オカリナの話・後編(Studio Live)

前回のブログで、オカリナの練習曲にウクレレとアコギを加えて多重録音する、と自己宣言しました。 しかし、一緒に付きあってくれるはずの女房が、「オカリナの音がちゃんと出せない」というのです。 オカリナ本体に不具合はないのですが、原因と対策につい…

オカリナの話・前編

先月末、オカリナを買いました。 わざわざ構えて1階の音楽室に閉じこもらなくても、気軽に2階リビングのテーブルの上に楽譜とミニキーボード、鉄琴、タンバリンを並べ、ウクレレとアコギなどと交互に演奏してTASCAMの8TRマルチトラッカー(多重録音機)で手…

続・森の小径のウクレレコード

学生の頃、仲間との麻雀の合間の休憩時間によくギターを弾きました。 ある時、童謡の「ひなまつり」を弾きながら歌ったときがありました。 正式の童謡名は「うれしいひなまつり」なのですが、私はふざけて、最後の歌詞を「今日は悲しいひなまつり」と歌って…

パーラーギターは愛人の香りがする?

お爺ちゃんの茶飲みムダ話です。 ギター弾きが本気趣味の私にとって、ギター本体を触れること自体が幸せです。 もちろん、安定したピッチ、6弦すべての音量バランスがよいこと、ローからハイまで全てのフレットで狂いがないこと、弦高が高過ぎず低過ぎず、単…

アコギのコンパウンド弦交換しました

私のメインアコギ、K.ヤイリ FK90-Cの弦を久しく交換してないことが気になっていました。 そう言えば、前回の弦交換は2013年11月に浜松のG-SANZの皆さんの練習風景を見学しに行く少し前でしたから、かれこれ1年半ほど経っています。 私はエレクトリックギターの弦には…

フェンダー・プレシジョンベース購入しました:後編

そもそもフェンダー・プレベのコピーモデルを買った話をしたかったのですが、文章を作っているうちにだんだん熱くなって話がそれていってしまいました。 話をこれ以上散らばせないように、今回の後編でなんとかオチをつけて終わるように努力?します。 ベー…

フェンダー・プレシジョンベース購入しました:中編

エレクトリックベースとエレクトリックギターのピックアップを、まじまじと見比べたことってあまりないですよね。 一般的に、どちらも共通なのは、ソリッドボディなのでマグネティックタイプのピックアップをマウントしています。 写真は、私の愛器ギター「MusicMan Axis Sport…

フェンダー・プレシジョンベース購入しました:前篇

正確に言うと、フェンダー・プレシジョンベース1962年モデルのコピーです。 ケースもコピーっぽいですね。 私、老が付くとは言え「四弦奏者」を名乗る以上、たまにはプレシジョン・ベース解説なんかしてみようと思い、久し振りに上から目線にならない程度に…

大先輩とのジャムセッション・2回目

誰かとアンサンブルがしたいなァ・・といつも思っているのですが、そんな時に、今年の夏に遊んでいただいたウクレレの大先輩から11月のミニコンサートのお誘いがありました。 とは言っても「出演者=演奏者」としてではなく「聴衆=お客さん」としての勧誘で…

愛しき往年の録音機器・サウンドミキサーたち

今はPCとソフトがあれば、簡単に多重録音ができます。 Apple社のGarageBandはその筆頭でしょう。 私も所有してはいるのですが(古いPowerBookに標準搭載)、実は一度も使ったことがありません。 使いこなせないのではなく使いたくないと言った方が正しいでし…

過去作品リメイク多重録音・準備編その2

楽曲を録音として残すために楽器以外で必要なのは、大雑把にいうと、多重録音機とサウンドミキサー、音の入口のマイクロフォン、そして忘れてならないのがモニター用ヘッドフォンです。 特にモニター用ヘッドフォンは、音楽鑑賞用ではなく、録音モニターとミ…

楽譜作成フリーソフトの意外な使いみち

4日ほど前、女房がウクレレやってみたいと言い出したので、主にコードが簡単で弾きながら歌える文部省唱歌や童話の譜面を集めて、これを教材として、私が教えることになりました。 お金をかけたくないので、相方の「りんご」から教えてもらったフリーの楽譜…

ジャズベース購入しました

先々週、YAMAHA BB-Xのナットが割れたので、早速横浜のYAMAHAまで修理に持ち込みました。 18日の日曜にYAMAHA横浜店から電話があり、ナットはすぐ直るが、ネックがかなり重症な順反りです、とのことでした。 え?トラスロッドで調整できないの?って聞くと、…

Yairi ShizukuハードケースとPickの話

昨日夕方に、約1ヶ月半待たされてようやく受注製作品のK.Yairi Shizuku用ハードケースが届きました。 ギターケースは持ち歩かない限りほとんど用はないのですが、しまう時も含めて中身の保護には重要で、ソフトケースよりは高くてもハードケースは絶対必要だ…

K.YairiギターShizuku

この文章は、2014年3月9日(日)のブログに、10日(月)の朝、追記したものです。 K.Yairiギターの社長、矢入 一男さんが、3月5日(水)にご逝去されました。 謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心からご冥福をお祈り申し上げます。 いつも腕の中にあって、…

ダイヤモンド富士 with Estrellita

この前の日曜日の1月19日、夕方16:30過ぎに撮影されたダイヤモンド冨士の写真画像です。 いえいえ、私の家はこんな写真は撮れるロケーションではありません。 羨ましいことに、MadKnight & his staffsの私の相方の「りんご」の自宅には屋上があり、そこにの…

ボーカルも曲を構成する重要な楽器です

2013年もあと2週間を切ってしまいました。 実は、私生活ですごく嫌なこともたくさんあったのですが、それと同じくらい楽しいこともありました。 還暦過ぎたのだから、楽しいことだけを考えてストレスを溜めないように過ごしていきたいと思う今日この頃です。…

タカミネ・エレガットPT-307の魅力とサウンド

エレガットとは、ピエゾピックアップを搭載しているガット弦を張ったクラシックギターの一般的呼称ですが、たいていの場合、ガットといいながらナイロン弦が張ってあるケースが多く、そしてナイロン弦を張ってあってもエレガットと呼ぶケースが多いことを前…

ギターの種類と呼び方についての整理

僭越ですが、ギターについてのウンチクを、上から目線にならない程度に少々記述してみようと思います。 というのは、最近お会いした方や、マニアックなため人気のない私のブログにおいでいただく数少ないけどありがたい方々も含め、ギターの種類と呼称につい…

MusicMan Axisの魅力とサウンド

正確に言うと、MusicMan Axis Sport Rosewood limited edition だそうです。 MusicMan Axisというと、メープルワンピースネックを、メープルトップ・バスウッドバックボディにボルトオン、というのが普通のイメージですが、私のAxis Sport Rosewood limited …

YAMAHA E/ギターSJ500の魅力とサウンド

30余年前の国産ギターの低価格帯のものは、現在の中価格帯から中高価格帯のクオリティを持っていて、特にエレクトリックギターに関しては、今の高価格帯ギターに負けていないと私は実感しています。 ホントは、今さら高いギターが買えないから負け惜しみも半分あるの…

GrecoレスポールタイプEG500Cの想い出とサウンドについて

本業?の多重録音用の楽器の一つとして、やはりエレクトリックギターが必要であると感じ、31歳のときに購入したのがGreco EG500Cでした。 私はレスポールが特に好きだったわけではないのですが、その美しい外観に、店頭で一目惚れしてしまったのです。 たし…

K.ヤイリギターFK-90Cの魅力とサウンド

楽器は安くても(そんなに高いものでなくても)、良い音は出せる、と私はいままで主張しています。 でも、「生楽器だけは違う」ということには、もっと以前から気がついていました。 ピアノはもちろんフルートなどの管楽器もそうです。生ギターも例外ではあ…

YAMAHAベースギター BB-Ⅵの画像とサウンド・前回のBB-Xとの比較

YAMAHAのエレクトリックベースギターは、ギターより定評があります。 私のアコギもクラシックギターもエレクトリックギターも、メインはYAMAHAではないけど、ベースギターだけはYAMAHAの、それもBB-Xが私には性に合っています。 そのBB-Xを入手した1983年よ…

YAMAHAベースギター BB-Xの画像とサウンド・再度ご紹介

私のメインベースギターはヤマハのBB-Xです。 2009年に製造中止品となっていますが、結構人気があったベースでした。 ジャズベとプレベの中間的なデザインで、アルダーボディとメイプルボルトオンネックの組み合わせは、オーソドックスでオールラウンドの音…

還暦過ぎたギターフリークさんたちのブログを見てふと想う・・

4年前、女房と車で三重に行く途中、浜名湖SAに立ち寄り、お土産を買いました。 これがそうです。 鈴木楽器のミニハーモニカで、SONG STAR K-1200いう型番で1200円でした。 4穴8音で、C3~C4までしか出ませんが、聖者が街にやってきた、とか草競馬などがこの8…

老・四弦奏者のエレクトリックギターたち:その2

きのうの続きです。 現存する3台のエレクトリックギター(エレキギターっていう言葉が嫌い!)の最後のご紹介は、YAMAHA製のAEX520という、セミホローボディのギターです。 もちろん、安物です。 そもそもの私の基本理念として、前にも言いましたが、高い楽…

老・四弦奏者のエレクトリックギターたち:その1

近日中に再び、33年前の多重録音を、YouTubeにアップする準備を始めています。 YouTubeも、最近「りんご」の映像制作テクニックも向上してきたので、素材を単なる静止画像ではなく、動画を入れていこうなどと打ち合わせもしています。 準備に少し時間がかか…